アブラナ科の野菜のうちキャベツのように結球しないもののことをまとめてツケナ類と呼び、アブラナ科の野菜がつける黄色い花のことをまとめて呼んだものが菜の花だそうです。

今回はそんなツケナ類のひとつ、小松菜につく青虫の種類についてお伝えします。

青虫 小松菜 種類

 小松菜につく青虫の種類と見分け方!

小松菜はさきもお伝えした通りアブラナ科ですので、つく虫もキャベツやダイコンなどと一緒です。

青虫の中で最もポピュラーなモンシロチョウの幼虫を代表に、コナガというガの幼虫や、青色ではありませんが芋虫であるヨトウムシというヨトウガの幼虫などが主にあげられます。

恐らく最も見覚えがあって普通の動きをしているものがモンシロチョウの幼虫、葉の裏から葉の表の皮を残して葉を透かすように食べたり、葉の中に潜り込んで内側から葉を食べてしまうのがコナガです。

ヨトウムシは夕方以降に地中から出てきて葉を食べますがそもそも青くないので見分けは簡単ですね。

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それぞれの大まかな特徴!

モンシロチョウは食欲が旺盛で青虫の中ではそれほど巨大に成長するわけではありませんが放っておくと大食漢になってしまいますが、茎を食べてしまったりヨトウムシのように地中に潜ったりはしないので対処は簡単な部類です。

一方コナガは世界的な害虫で、恐らく身近な害虫の中では最も農薬が効きづらい虫としても有名です。

農薬の中でも新しい部類で抗体が作られづらいと言われていたBT剤に一番最初に抗体を持った虫が発見されたのもコナガです。

コナガはアブラナ科以外も食べるので他でも見かけることがあるかもしれません。

成長するにつれて青かった体は徐々に色が濃くなり少しずつ真緑から黒っぽくなっていきます。

まとめ

モンシロ、コナガ、ヨトウムシがアブラナ科の三大天敵です。

余談ですが他の科に比べてもアブラナ科は虫たちから人気があるようです。

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