白菜は種まきから収穫までの間が約半年間にもなります。

特に白菜の幼葉が元気出ないと結球しない事につながってしまいます。

結球するまでの間にどうしても、青虫等がついてしまうと、結球することなく、白菜がダメになってしまう事があります。

気温が15°~20°の位の時に白菜の本葉が20枚程度に達していれば、結球する事が出来ます。

この前の段階で青虫などに葉を食べられない事が重要な様です。

青虫 白菜 種類

白菜 につく青虫の種類にはどのようなものがつくのか?

白菜はキャベツなどと同じく結球するタイプの葉物野菜になります。

またキャベツと同じくアブラナ科の植物なのです。

アブラナ科の植物が大好物な幼虫と言うと、コナガ・青虫・ヨウトウムシが代表的です。

これらの虫はいわゆる「いもむし」と呼ばれるタイプの物です。

この白菜の苗が本葉が生えそろう前に紹介した青虫達の成虫が卵を産みにやって来るのです。

この時期に白菜の本葉に卵が産みつけられてしまうと、折角の白菜が結球することなく、葉を食べつくされてしまう可能性が高い事です。

本葉が生えそろう前に地植えの場合には、寒冷紗を被せるなどして、成虫本体が白菜に近づかない様に対策をするしか方法はありません。

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白菜 に青虫の糞がついていたら、その葉はどうしますか?

八百屋やスーパーなどで白菜を買ってくる場合には、青虫や糞等が付いているという事はほとんどありません。

基本的には農薬を散布されているケースが非常に多い為に虫が付かない状態になっているからです。

無農薬や自家栽培している方の場合には農薬が使われていないために、青虫の被害を食い止めながら育てられている事でしょう。

しかし、全ての青虫を取り除く事は到底無理です。

そうなると、白菜の中には青虫や糞が混じっている可能性が高いです。

青虫がいない場合でも、糞だけが残っていたりする場合もあります。

この様な場合にその葉をどうするか?が問題になります。

中には虫の糞が付いた白菜は食べられないと言って捨ててしまう方もいるでしょう。

しかし、逆に考えた場合に虫が食べられる葉という事は農薬は使われていないという事になります。

無農薬の白菜を食べた青虫の糞ですから、基本的には問題がありません。

葉に糞が付いていても洗い流す事で、その葉を食べても問題はありません。

虫食いの穴が気になる様なら、それは切り捨てるだけにした方がいいでしょう。

白菜 についた青虫の取り方はあるのか?

白菜に青虫がつく時期は、多くは白菜が結球する前という事がわかっています。

それは、気温が低くなるため青虫が活動できる状態でなくなる為です。

白菜の中で越冬する可能性もありますから、白菜を湯がいた時等に浮いてきたりします。

確実に食べられる状態になってしまった場合には、さすがに青虫を取り除くことが困難になってしまいます。

白菜が結球する前の状態の時に葉の裏側をくまなくチェックする事です。

まだ卵の段階であればそれはそれで、ラッキーと思って簡単に取り除くことができます。

軍手で潰したりするだけで充分です。

しかし、青虫になっている状態の場合には早急に青虫を取り除かなければなりません。

農薬を使えば取り除く事は簡単なのですが、無農薬の場合には、そうはいきません。

この場合には、地道にピンセットでつまみ取る方法が一番確実です。

この作業をある程度続けるしか方法はありませんが、苗を植えた段階から寒冷紗などをかけておく方法とのピンセットを使った方法を併用するのが一番でしょう。

まとめ

白菜につく青虫の種類や、糞が付いていた場合はどうするのか?青虫の取り方を紹介してきました。

白菜もアブラナ科の種類ですからどうしても、コナガや青虫・ヨウトムシ等が近づいてきます。

虫が来るという事は、その白菜が農薬を使っていない証拠になります。

本来であれば、無農薬の野菜が一番いい訳ですから、ある程度、虫が付いていた方が安心できる野菜だと思います。

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