春になってくると色々な花が咲き始めてくる季節になります。
色々な花が咲き始めてくると同時に動物達も冬眠から目覚めて出てきたり、孵化した幼虫を食べる為に小鳥が集まってきたりしますよね。
そんな春を感じる花の1つに『桜』があります。
まだかまだかと開花宣言を待っている人もいる事でしょう。
そんな桜の木に群がる害虫がいる事を知っているでしょうか?
アメリカシロヒトリと言う蛾の幼虫が食害しやすいと言われる桜。
そこで桜の木に付く毛虫、アメリカシロヒトリの幼虫の対策方法を調べてみました。
桜に付くアメリカシロヒトリの毛虫の対策
多くの桜の木がアメリカシロヒトリの幼虫に食害にあっています。
アメリカシロヒトリは落葉樹を好む性質があるので桜に限らず多くの落葉樹で目にするでしょう。
葉と葉の間や裏などにクモの巣の様な糸を貼り集団で生活する幼虫はどうしたら良いのか?
街路樹などから自宅の庭にまで範囲を広げてくる事がある都市型害虫としてアメリカシロヒトリは知られています。
自宅に桜の木がある所だとアメリカシロヒトリの幼虫が既にいるかも知れません。
そんな時の対策としては『幼虫ごと駆除』する事です。
その為には早期発見する必要があります。
幼虫は初期の頃だと蜘蛛の巣の様な糸を張り集団で活動するので、その枝先を刈り込んでしまうと良いでしょう。
幼虫を見つけたら枝先を切り落とす事で他への被害を食い止める事が出来ます。
ハナミズキに付くアメリカシロヒトリの毛虫の対策
桜に良く付くアメリカシロヒトリですが庭木の他に街路樹としても利用される事が多い『ハナミズキ』も食害にあうと言われています。
せっかく綺麗に育ったハナミズキも大量に発生したアメリカシロヒトリにかかればすぐ葉がダメになってしまいます。
では、ハナミズキに付いたアメリカシロヒトリはどんな対策をしたら良いのか?
ハナミズキはアメリカシロヒトリと同じ北アメリカから来た落葉樹です。
アメリカの方でもハナミズキはアメリカシロヒトリの食害に遭いやすいと言われています。
そんなハナミズキへの対策としては桜と同じく早期発見し巣を張っているうちに根こそぎやってしまう事が一番早いと言われています。
クモの糸の様な巣にいるうちに駆除してしまわないとアメリカシロヒトリは驚くほどの速さで葉っぱを食べ尽くしてしまいます。
まとめ
アメリカシロヒトリは落葉樹を好むと言われておりハナミズキや桜の他にヤナギやカキなど実に100種を超える樹木に付いて食害すると言われています。
繁殖力も高いので早期に発見したら蜘蛛の糸の様な巣に居るうちに根こそぎ駆除してしまいましょう。