幼虫の期間を知っておくと、脱皮や蛹化のタイミングがわかって飼育の際の不要な事故を減らすことができるかもしれません。

幼虫 ナミアゲハ 期間

ナミアゲハが幼虫で居る期間の長さ

ナミアゲハに限らず蝶や蛾の幼虫の成長スピードは生育環境の温度によるので、早いとこれくらい、遅いとこれくらいの早さで成長する、といったお伝えの仕方になりますことをご了承ください。

蝶や蛾の幼虫は生育環境の温度が高い程早く成長するため、春先よりも夏の方が早く、北国よりも南の方の地域の方が早く成長するということになります。

また体の大きさも春に発生するものよりも夏に発生するものの方が大きくなります。

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卵から孵化するまでにかかる時間は2~4日で、その後は平均すると1週間前後くらいの間隔で脱皮を繰り返し蛹になります。

蛹である期間は大体は15日間程度と紹介されていることが多いですが、一部では1週間から10日で羽化すると紹介されていることもあります。

とても早いと卵から成虫までは1ヶ月、遅いと2ヶ月ほどで成虫になります。

早いときは、卵が2日、1齢幼虫から4回脱皮して5齢幼虫になるまでが20日、蛹で居るのが7日で大体1ヶ月くらいで蝶になります。

遅いときの期間はこれを全て倍にして計算してください。

ちなみにナミアゲハは1年に2~5回発生するのですが、これは1年に1~4回世代交代しているということを指します。

成虫は花の蜜を吸って1週間から2週間ほど生きますが、何ヶ月も生きることはできません。

春からいくつも世代を受け継いで、そうして秋に産まれた個体だけが蛹の状態で長い冬を越して何ヶ月も生き、春先に羽化し再び空を羽ばたきミカンの葉に集うのです。

まとめ

卵と蛹でいる時間を除くと幼虫で居る期間はほぼ1ヶ月程度で、含めると1ヶ月半くらいです。

地域と季節によって異なります。

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