日本には色々な種類の蝶を目にします。

暖かい地方にしか居ない蝶だったり色鮮やかな姿の蝶だったり大きかったり小さかったりと種類がとても豊富です。

特にルリシジミと言う蝶は明るい青藍色の翅が綺麗なので、とても印象に残るでしょう。

日本では奄美諸島以北の全土に生息しているので、あちこちでその姿を見かけるでしょう。

でも、あの綺麗な体色になるには幼虫の頃にどんな生活をしていたのでしょう?

そこでルリシジミの生態として幼虫の餌などについて調べてみました。

幼虫 ルリシジミ 餌

ルリシジミの幼虫が食べる餌とは?

あの綺麗な翅を持つルリシジミは一体、どんな生活をしたらなるのか気になってくると思います。

他の蝶の幼虫と同じなのか?

体は大きいのか?

何を食べているのか?

そんな知らなかったら知らないでも問題のない素朴な疑問を持つと探してみたくなります。

そこでルリシジミの生態についてまとめてみました。

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成虫があれだけ綺麗だと幼虫もさぞかし綺麗なんだろうなと考えてしまうと思います。

まず始めにルリシジミの特徴ですが、あの綺麗な翅を持つから幼虫の時から綺麗な体色をしているのでは無いかと考えると思います。

ですが、ルリシジミの幼虫に決まった体色が無いと言われています。

理由としてはルリシジミの生態として幼虫が付いてる花の色によって体色が変わる少し変わった幼虫と言われています。

ですから写真で見た幼虫を探そうと思っても見つけられない事が多くあります。

本などで見た事がある程度の人なら想像か出来ないと思いますが成虫の前翅の長さは約2cmほどの小さな蝶です。

幼虫の時はもっと小さく1cm程度の大きさと言われています。

ルリシジミの成虫は地面で吸水したり花の蜜を吸ったりします。

幼虫の食草はマメ科・バラ科・タデ科・ミカン科などの花です。

特徴としてあげられるのがルリシジミの幼虫の周りには蟻が群がっています。

体長も小さい事から捕食されていると思われますがルリシジミの幼虫から甘い汁が出ていて蟻はそれを吸っていると言われています。

蟻のおかげで幼虫を狙う捕食者から身を守っているとされています。

ルリシジミの幼虫は付いてる花によって体色に違いがあり、幼虫から出る甘い汁を蟻が吸って共存して生きています。

色々な種類の幼虫がいますが、決まった体色を持たない幼虫って珍しいですよね。

まとめ

小さいけど綺麗な翅を持つルリシジミは存在感がありますよね。

その幼虫は付いてる花によって体色を変化させるのて特定の色が無いとされています。

もし、探して見つけた幼虫が似ているけど本で見た体色と違った場合は付いてる花の色を見ると良いでしょう。

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