山椒の葉っぱに青虫がいることがありますよね。

山椒の実はピリッとしたスパイスとして使われ、葉っぱにも独特な香りがあります。

そんな山椒の木にいる青虫はなんの種類なのでしょうか。

そこで今回は、山椒の木に住む青虫の種類についてご紹介します。

山椒の木に住む青虫の種類

青虫 種類 山椒

山椒の木に住む青虫はアゲハチョウです。

日本にいるアゲハチョウの幼虫は、山椒やミカンの植物を食べることが多いです。

つまり、アゲハチョウは山椒とミカンの葉に卵を産みます。

アゲハチョウは、春先、6月上旬、8月上旬、10月上旬の年4回卵を産みます。

アゲハチョウの中でも、クロアゲハやナミアゲハは山椒やミカンの木を好み、特に山椒の木を好むのはモンキアゲハやカラスアゲハと言われています。

もし、アゲハチョウを育てたいと思っている方は、山椒を用意してアゲハチョウが卵を産みに来るのを待つのもいいかもしれませんね。

しかし、もし外に山椒を置いている場合は、アゲハチョウがどんどん卵を産んでしまい、幼虫が孵化すると山椒の葉っぱが食べ尽くされてしまうかもしれません。

そして、幼虫のえさがなくなるとそのまま餓死してしまいます。

ただし、スーパーなどに売っている山椒は、農薬を使っていることが多いです。

幼虫が食べてしまうと苦しくなり、そのまま命を落としてしまいます。

その際はホームセンターなどで苗を用意するのが良いでしょう。

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屋外で幼虫を育てていると、鳥などの外敵に襲われてしまう可能性があります。

そのため、山椒の木に卵がついていたら、その後は屋内で飼うことも考えた方がいいでしょう。

そして、幼虫になってからは十分なえさが確保できるように、山椒の木などの入手方法などを考えておきましょう。

ちなみに、アゲハチョウは山椒やミカンの他にもレモンやキンカン、ゆずなどの柑橘類の木を好みます。

そして、生まれてすぐの幼虫が、例えば山椒の葉っぱを食べてきたとしたら、途中からミカンの葉っぱを与えても食べないことが多いそうです。

幼虫が大きくなってしまうと、今まで食べていたえさ以外のものは拒否することが多いので、小さい頃から色々な葉っぱを食べさせておく方が良いかもしれません。

まとめ

さて、今回は山椒の木に住み着く青虫の種類についてご紹介しました。

山椒の木にいる青虫はアゲハチョウの幼虫ということがわかりました。

アゲハチョウの幼虫は、他にもミカンやゆずなどの柑橘類の木を好むそうです。

アゲハチョウの全ての種類が山椒を好むわけではありません。

しかし、アゲハチョウを育てたいと考えている方は、庭などに山椒の木を置いておくと、アゲハチョウが卵を産んでくれるかもしれませんね。

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