ブロッコリーをスーパーなどで買いいざ調理しようとした際、小さな虫などを発見した経験を持つ方は少なくないと思います。
これから食べようとする食材に虫などが入っていたら当然食欲は低下してしまいます。
ですが、しっかりとしたブロッコリーの洗い方を知り、虫たちを綺麗に取り除く事が出来れば当然美味しく食べられる事ができます。
その方法をご紹介していきたいと思います。
ブロッコリーに潜む青虫の取り方とは?
ブロッコリーはアブラナ科の植物であり、モンシロチョウの幼虫である青虫が好んで食べる傾向があります。
しかし、ブロッコリーに潜んでいる虫は青虫だけとは限りません。
「アブラムシ」や「ヨトウムシ」といった数種類の幼虫が潜んでいる可能性があります。
ブロッコリーというのはつぼみの部分が密集しており、隅々まで見回す事がとても難しい食材です。
そして青虫たちはブロッコリーの表面だけに付いている訳ではないのです。
青虫やその他の幼虫は茎の中やつぼみの隙間に身を潜めている事があります。
ですので簡単に洗っただけでは取り出す事ができません。
それにブロッコリーにはつぼみが多いので、その分青虫が潜むリスクも大きくなってしまうのです。
青虫を綺麗に取り出すにはまずブロッコリーを小さいサイズに切っていきます。
こうする事によって中に潜んでいる青虫たちが出て来やすくなるのです。
そして小さく切ったブロッコリーを加熱した水に2、30分つけておくと中に潜んでいた青虫たちが出てきます。
これが最も簡単な青虫の取り方ではないでしょうか。
ブロッコリーに潜む青虫の綺麗な洗い方!
ブロッコリーの青虫たちを除去する為に有効な洗い方はいくつかありますが、まずは塩を含んだ水にブロッコリーの頭の部分を入れて30分程浸けておきます。
そうする事によって塩の細かい粒子がブロッコリーのつぼみとつぼみの間などの水洗いだけでは届かない細部まで届き、青虫たちを洗い流してくれのです。
その後は必要に応じてブロッコリーの塩分を抜きましょう。
塩洗いだけでは不安な方は別の洗い方を試してみましょう。
まずブロッコリーの頭の部分が全て入る程の水が入ったボウルを用意し、ブロッコリーの頭を水に浸けてよく振ります。
すると狭いつぼみの隙間に隠れていた青虫たちは留まる事ができずに外へ出て来るのです。この水が熱湯であればより効果的なのですが、ブロッコリーをよく振らなければいけないので火傷する恐れがあります。
ですので、50〜60度以上の青虫たちが生きられない温度のお湯の中でつぼみを振り洗いするか、そのお湯に塩を入れしばらく浸けておく事が好ましいと言えます。
すると自然に青虫たちは浮かび上がって来るので、ブロッコリーをもう一度綺麗に洗い流し調理すれば気持ち良く食べられることができます。
まとめ
ブロッコリーを栽培している間にも害虫に対する様々な対策がされていますが、完全に虫を寄せ付けないという事はとても難しいです。
しかし、調理する立場になる私たちにも虫を気にせずにブロッコリーを美味しく食べられる方法はあります。
ぜひ一度ご家庭で試してみて下さい。