お庭でプランターに植えたゴーヤを育てている方の中で「青虫に食べられて収穫できない!」といった悩みを抱えている方は大勢いると思います。
せっかく育てているゴーヤを 青虫に食べられてしまうのは避けたいかぎりだと思います。
ましてやこれから食べる物に虫が付いていたらあまり気持ちいいものではありません。
では、どういった対策や駆除方法が必要なのかという事を紹介していきたいと思います。
ゴーヤを蝕む青虫への対策方法とは?
ますゴーヤを蝕む青虫の種類ですが、主に「ウリハムシ」「ナミハダニ」「オオタバコガ」「ワタアブラムシ」といったウリ科の植物を好む幼虫たちがいます。
このほとんどが暖かくなった春頃から発生しやすくなる為、対策を実行するならば春前から準備を進めるのが得策といえます。
具体的な対策方法ですが、なぜ青虫が気がつかないうちにゴーヤに住み着いてしまったのかと考えたときに、成虫が飛来してきてゴーヤの葉に産卵をするからなのです。
ですので、その成虫の飛来を防ぐ事によってゴーヤへの被害は減少していくと考えられます。
それには防虫ネットが効果的です。防虫スプレーというのは市販で販売されていますが、防虫スプレーだけではなかなか成虫の飛来は避けにくいと思われます。
防虫ネットは物理的に成虫をゴーヤに接触できなくさせるので春になる前から使用する事をおすすめします。
そして、ゴーヤは実がつく前にしっかりと守っておく必要があります。
ゴーヤの実が成る前に葉を食害されてしまったら実にも被害が及ぶ可能性が高くなってしまうからです。
幼虫ではないナミハダニなどについては農薬を使い対策をする事をおすすめします。
ゴーヤを青虫から守るために駆除方法を知っておきましょう!
対策をする事は大切ですが、ゴーヤを蝕む青虫を1匹も寄せ付けないことは難しいことです。
青虫がゴーヤに住み着いてしまった場合の駆除方法ですが、やはり早期発見が大切です。
できれば青虫が卵から生まれる前の状態で見つけることがベストです。
生まれてしまっている青虫を見つけたらすぐにピンセットなどで取りましょう。
ゴーヤというのは他の植物よりも害虫に対して免疫力がありますが油断してはいけません。
害虫の印象が薄いダンゴムシはゴーヤの葉や茎を食べる事があるので、放っておくことはゴーヤにとってよくありません。
青虫の侵食があまりにひどい場合は土を入れ替えることが良いとされています。
ゴーヤに住み着く害虫は地上にいる青虫だけではありません。
土の下から根を食べる害虫もいます。
ですので、土を入れ替えた後は粒剤の農薬を土に撒きもう一度害虫に対しての対策をしていく事が好ましいです。
まとめ
ゴーヤはウリ科の植物ですので、実際に実が成る事で出荷したり食べたりできます。
なので実ができた後も気を張って対策、対応を怠らないようにしなければなりません。
青虫といった害虫からゴーヤを守るのは決して簡単な事とは言えませんが、大切なゴーヤが美味しく育つようにしっかりと対策をしましょう。