子供の頃は気になる事もなく見つけたら何故か持ってきてしまうのが〝イモムシ〟ですよね?
綺麗な蝶の幼虫かも知れないし蛾の幼虫なのか分からないけどイモムシを見つけると虫カゴに入れて持ってきてしまいませんか?
そのイモムシの中でも緑色の巨大なイモムシは何の種類?
そんな疑問を持った事ありませんか?
ゴロゴロとしたイモムシはあまり見ないけど、どんな種類のイモムシなのか気になりますよね?
そこで緑色の巨大なイモムシについて調べてみました。
巨大な緑の芋虫の正体とは!?
人は小さなものと大きなものを見たら大きな方を取ってしまう習性があるのか、2つを並べると大きな方を取る方が多いと思います。
例えばカブトムシなども小さいのより大きい方が気分的にも良いし自慢も出来ますよね。
そんな時、巨大な緑色のイモムシを見つけたらどう感じますか?
育ててみたくなると思います。
〝でも、この巨大なイモムシの種類って?〟そんな疑問を持つことでしょう。
そこで巨大な緑色のイモムシは何の種類なのかまとめてみました。
巨大な緑色のイモムシはクロメンガタスズメ(約90mm)で主に7〜8月に関東地方以南で見られる蛾です。
従来は九州より南の方で見られる南方系の種類ですが徐々に北へ拡大してきていると言われています。
トビイロスズメ(85mm)は時期は6〜8月くらいで全国的に見られます。
特徴としてほ全身が黄緑色で胸脚はオレンジ色をしています。
ハギ・クズ・フジなどで見られる事が多いと言われている幼虫です。
クチバスズメ(85mm)の特徴は全身が黄緑色に白っぽい黄色の線が斜めに並んでいます。
触ると全身がザラザラとしているのも特徴の1つです。
エビガラスズメ(90mm)はサツマイモやアサガオの葉っぱについているイモムシです。
食欲旺盛で孵化してからアサガオなどの葉っぱを食べて大きく成長していきます。
恐ろしいくらいに成長するのでイモムシを見たらびっくりするかも知れません。
緑色の巨大なイモムシの多くは『スズメガの仲間』に多く見え大きな物だと100mmを超えるものもいると言われてます。
他にも体長こそは長くは無いが太いイモムシやケムシなどでも大きなものはいます。
ケムシの場合は毒性を持っているものもいると言われていますので注意しましょう。
まとめ
巨大な緑色のイモムシはスズメガの仲間が多く見られます。
鮮やかな体色とは裏腹に成虫になると色褪せた蛾になる事が多いので珍しいかも知れませんが持ち帰らない方が良いでしょう。