シマトリネコ?なんの猫だ?と思う人もいるかもしれませんが、これは樹木の1種の名前です。
このシマトリネコはここ最近のガーデニングを行っているかたには、有名な樹木になっています。
冬でも葉が落ちない常緑樹という事もあってガーデニングでも人気になっている様です。
このシマトリネコにも青虫が発生するようなのです。
シマトネリコに付く青虫の種類や駆除方法は?
シマネコトリがガーデニングでよく使われる樹木なのですが、自生できる地域は限られているのでしょうか?
元々は沖縄県以南の台湾やフィリピン等で自生している樹木という事で、日本でも関東以南ではガーデニングにしても問題なく土地に定着する事ができる常緑樹です。
また病害虫にも強いといわれている樹木だけに、人気もあるのだと思います。
当然関東の冬でも耐えられ常に葉を付けている事から、何らかの虫が、青々とした葉を目指して飛来してくる事は間違いないでしょう。
病害虫にも強いといわれているシマトリネコに取り付くという虫は本当にいるのでしょうか?
シマトリネコに取り付く虫として、スズメガ科の幼虫は春~秋にかけて発生しやすいです。
この幼虫の最大の特徴ななんといっても大きさではないでしょうか。
終齢幼虫あたりになると最大で10cm位にまで成長します。
幼虫の色はスズメガの種類によって違いがあるようで、緑色・茶色・黒褐色などがいます。
幼虫自体が大きいので食も太く結構な勢いで葉を食いつくして行きます。
シマケンモンの幼虫は、春~秋にかけて発生しやすいです。
黄緑色の体に黒い毛がふさふさと生えているのが見た目上の特徴になります。
大きさは、最大でも4cmくらいになります。
ただし、葉の裏側に潜んでいる事が多くなかなか発見が困難です。
この大きさながら葉を食べる速度が速い為にいつの間にか葉がなくなっている場合もあるので注意が必要です。
ハマキガ科の幼虫は、春~秋にかけて発生しやすいです。
この虫の特徴は糸を出して葉を丸めてその中に潜んでいます。
その為直接幼虫を見ることがあまりないですが、葉を丸めてその中で、葉を食べているので、この虫が付いた時には判別しやすいです。
但しこのハマキガの幼虫は一気にたくさん付きやすいので、1つ見つけたら他にもついていると思っていた方がいいでしょう。
この3種類が主にシマトリネコに付く青虫になります。
1種類の場合もあれば3種類全部が取り付く場合もあるので、1匹でも見つけた場合には早めの駆除が必要になります。
駆除方法は時と場合によって変わってきます。
幼虫がまだ幼齢幼虫~中齢幼虫であれば、薬剤散布である程度は、青虫を駆除する事が出来ます。
但し薬剤散布だけで、全てを駆逐する事が出来る訳ではありません。
この薬剤散布から逃れた幼虫は終齢幼虫まで成長する確率が高くなります。
そうなると、シマトリネコの被害が大きくなって行きます。
終齢幼虫は薬剤が効きにくいので、直接打撃を与える方法しかなくなってしまいます。
終齢幼虫を駆除するには、直接、割り箸やピンセットなどで、捕獲してビニール袋などに入れていきます。
この直接捕獲するのができないと言う方の場合には、その青虫がいる葉ごと切り落として、ゴミ袋の中にいれて駆除する方がいいでしょう。
一応この2段階の駆除方法が一番効率的になると思います。
春~夏は薬剤散布をして秋には直接捕獲するのがいいのではないでしょうか。
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まとめ
庭木として人気のシマトリネコに青虫が大量にいたら、見るだけでゾッとしてしまいます。
また青虫を放置すると木自体が弱っていってしまう可能性があります。
1匹見かけたら他にもいると思って、駆除にすぐさまおこなった方がいいでしょう。
まだ、小さいからと思っていると青虫が終齢幼虫にまで成長してしまいます。
見かけたらすぐに駆除をするの繰り返し行うしかないでしょうね。