ツマグロヒョウモンの幼虫を見たことがあるでしょうか?
自宅でスミレやパンジーなどを育てているという人の場合、それらの植物を食べてしまう厄介な存在として認識している人も多いでしょう。
そんなツマグロヒョウモンの幼虫の大きさや特徴とはいったいどのようなものなのでしょうか?
ツマグロヒョウモンの幼虫の大きさ!
スミレ類を食草としているツマグロヒョウモンの幼虫ですが、いったいどのくらいの大きさの幼虫なのでしょうか?
一般的なツマグロヒョウモンの幼虫の大きさは終齢で体長が約30mm~40mm前後であると言われています。
このツマグロヒョウモンの幼虫の特徴としては、体が黒色をしています。
さらに体にラインが入っていて、体に突起した棘のようなものがあります。
外見的な特徴から見るとかなり派手な外見をしています。
このような外見をしているツマグロヒョウモンの幼虫は、一見すると毒のある幼虫で刺されることもあるのではないか?と不安になりますが、このツマグロヒョウモンの幼虫に毒はないと言われています。
もちろん刺されるということもありません。
また、この幼虫の特徴としては年に4回~5回程度成虫が発生するという事です。
普通の種類は年に1回か2回ですが、このように発生する頻度が多いというのも大きな特徴です。
日本の多くの地域で見ることができるという風に言われています。
スミレ類を食草としていて、パンジーやビオラなども好んで食べると言われています。
そのため、花壇に植えてあったパンジーなどがこのツマグロヒョウモンの幼虫によって食べられて全滅してしまったなどということもあります。
そのためそのような花を育てている人には、薬剤などで駆除されるという場合も多いと言われています。
特に集団で発生するとそのような植物を食べつくしてしまいます。
まとめ
ツマグロヒョウモンの幼虫の大きさは、終齢の段階で体長が約30mm~40mm前後という風に言われています。
また、この幼虫は派手な外見的特徴から毒を持っているのではないか?と思われがちですが、このツマグロヒョウモンの幼虫に毒はないと言われています。
駆除されるということも多いのが特徴です。