ギフチョウというチョウを知っていますか?
そのギフチョウの幼虫を見たことがあるという人は少ないかもしれませんが、ギフチョウの幼虫には毒があるなどという話を聞いたことがあるという人もいるでしょう。
それは本当なのでしょうか?
ギフチョウの幼虫に毒があるって本当?
ギフチョウは個体数が減少していると言われている蝶です。
ギフチョウの幼虫はどのようなものを食べるのかということですが、ギフチョウの幼虫は、ミヤコアオイやヒメカンアオイを食べると言われています。
また、ギフチョウの成虫はこの植物の葉などに産卵するということが知られています。
ギフチョウの幼虫は黒い色をしているというのが特徴的です。
そして、脱皮を繰り返しながら蛹になっていくということが言われています。
ギフチョウの幼虫に毒性があるのかということですが、ギフチョウについて調べてみるとギフチョウの幼虫に毒があるということは確認することができませんでした。
ですから、ギフチョウの幼虫に毒があるというのは真実ではないようです。
そもそもギフチョウは日本固有種で、日本の26都府県に分布していると言われています。
名前からすると岐阜県やその周辺だけに存在していると思われてしまいがちですが、そのようなことはなく、分布しています。
このギフチョウの羽化時期についてですが、3月~6月くらいに多いと言われています。
ですからギフチョウの成虫を見たいという場合にはこのような時期に見つけてみるのがよいでしょう。
また、もう1つ有名なのがヒメギフチョウというものです。
このギフチョウとヒメギフチョウはとても似ていますが、住んでいる場所はもちろん違いがあります。
2つの種の住み分けを示す、リュードルフィアラインを見てみるとそれぞれの住んでいる地域などを見ることができるようになっていますよ。
まとめ
ギフチョウの幼虫に毒があるのかということですが、ギフチョウについて調べたところでは、ギフチョウの幼虫に毒があるという事実を見つけることはできませんでした。
ギフチョウの幼虫は黒色をしていて、羽化する時期は3月~6月くらいであるという風に言われています。
そのような時期には見かけることができるかもしれません。