スーパーなどで買ったブロッコリーを調理して食べる際、幼虫のようなものを一緒に食べてしまったという経験を持っている方は多いと思います。
そこで心配になるのが人体への悪影響があるのではないかという事です。
一度そういった経験をすると二度目はなかなか手が出せないと思いますが、ブロッコリーに付着する幼虫の知識を身につける事によって不安は解消されていきます。
青虫が潜むブロッコリーを食べるとどうなる?
ブロッコリーに付着している青虫はモンシロチョウの幼虫である事が多いです。
モンシロチョウの青虫はアブラナ科の植物の葉っぱを食べて成長する為、アブラナ科であるブロッコリーによく見られます。
ですが、ブロッコリーには青虫以外の虫も潜んでいる可能性があります。
そして結論から言いますと青虫を食べてしまった時に人体におこる悪影響はありません。
青虫やその他の幼虫は昔から色々な地域や国でも貴重なタンパク源として重宝されてきました。
ですので、悪影響どころか体に良いのでは?という意見も耳にします。
しかし、やはり日本の現代社会の中でブロッコリーに付着した青虫を何の躊躇もなく食べられる方は少ないと思います。
物は考えようと言いますが、ブロッコリーにはなぜ青虫が潜んでいるのかという事を知る事で野菜全般に対する考えが変わってくると思います。
ブロッコリーに青虫が住み着いているという事は、栄養が豊富であり住みやすい環境であるからなのです。
つまり、農薬が使われていないという事です。
無農薬野菜の利便性は昔から今も高まり続けていますが、その分虫の環境が整い発生率が高くなっているのです。
では、青虫も農薬も気にせずに安心してブロッコリーを食べられる条件ですが、それは無農薬で青虫がいない状況と言えます。
矛盾しているようにも思えますが、無農薬であるブロッコリーをしっかりと洗う事によって青虫たちを取り除く事ができるのです。
一番簡単な洗い方は塩水に30分ほど浸けておく事が良いと言われています。
そして加熱する事で青虫は生きていく事ができなくなるので、より安心して食べる事ができます。
ぜひ試してみて下さい。
まとめ
ブロッコリーは私たちにとってとても身近な食材です。
身近な食材であるからこそ安心して食べていきたいと思うのです。
青虫を食べた事によって人体には影響はありませんが、これからも美味しく頂いていく為にしっかりとしたブロッコリーの知識を身につける事をおすすめします。