最近では観葉植物を部屋の中に飾る人も珍しくなくなりましたね。
しかし、観葉植物も植物であるからには生きて居ます。
生きているということは何かしらの生物にとって食物になるということもありえます。
部屋に飾ってある素敵な観葉植物でも葉や茎に虫がいたら嫌ですよね。
今回は観葉植物やガーデニング、家庭菜園などに発生する黒い芋虫を調べて行きたいと思います。
家で見る黒い芋虫
家で見る黒い芋虫は大きければ、セスジスズメかエビガラスズメだと思われます。
小さければカブラヤガかタマナヤガかもしれません。
いずれにしても蛾の幼虫です。
セスジスズメの幼虫はサトイモ、サツマイモの葉を食べる害虫であり成長スピードが著しく速く食欲が旺盛です。
カブヤラガは日本全土に分布して、幼虫はネキリムシとも呼ばれてナスやトマトを食べる害虫です。
セスジスズメは日本全国に分布し繁殖力が非常に高い蛾です。
セスジスズメはサトイモやサツマイモを食べる芋虫の語源となった黒色の大きな幼虫です。
セスジスズメの幼虫は食欲も旺盛なため小さな家庭菜園ならすぐに全滅される事でしょう。
なにしろセスジスズメの幼虫は農家の畑でも全滅させるくらいの食欲があると言われているのですから、見かけたらすぐに駆除をしましょう。
カブラヤガ、タマナヤガは通称ではネキリムシと呼ばれていて、若齢幼虫のときは植物の茎類を老齢幼虫になると植物の株を根本から噛み切ってしまいます。
西日本ではカブラヤガ、北日本ではタマナヤガと勢力が強いようです。
カブラヤガもタマナヤガも放って置けば植物に甚大な被害を与える事になるのでこちらも発見したらすぐに駆除をしたほうがよろしいかと思われます。
まとめ
家で見る可能性がある黒い芋虫はセスジスズメ、エビガラスズメ、カブラヤガ、タマナヤガの可能性があるとわかりました。
特にセスジスズメ、カブラヤガ、タマナヤガには注意をはらいましょう。
この蛾の幼虫達は食欲が旺盛ですから、あっという間に植物を駄目にしてしまう可能性があります。
黒くない芋虫でも芋虫をみつけたならすぐに駆除をしてしまいましょう。
蝶の幼虫であれ、蛾の幼虫であれ植物にダメージを与える事には間違いはないのですから。