アメリカシロヒトリはチョウ目ヤガ上科トモエガ科に属するガの仲間で害虫の一種です。

魚などの外来種は分かりますがガの外来種ってあまり聞きませんよね?

このアメリカシロヒトリは北アメリカが原産の外来種なんです。

白い体をしたアメリカシロヒトリですが幼虫はどうなのか?

どれくらいの大きさなのか分かりますか?

アメリカシロヒトリの幼虫はどんな形をしていて大きさはどれ位なのか幼虫について調べてみました。

幼虫 アメリカシロヒトリ 大きさ

アメリカシロヒトリの生態や幼虫はどれ位の大きさなのか?

アメリカシロヒトリは体に毛が生えていますが毒毛針は持っていない為、人間への直接的な被害はあまり無いと言われています。

ですがアレルギー反応を示す人に影響があるとされています。

でも、アメリカシロヒトリを知らない人からすると幼虫がどんなものなのか分からないと思います。

そこでアメリカシロヒトリの幼虫についてまとめてみました。

アメリカシロヒトリの幼虫は円筒形で体長が30mm位まで成長すると言われています。

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頭部は黒く、胴体は淡黄色。

成長と共に体色にも変化して灰色っぽい黒色を帯びてきます。

成体の長さは約1cmと小さいですが翅を広げると大きさは約3cmほどになると言われています。

葉っぱの裏側などにクモの糸の様な糸を張り巡らせ集団で生活します。

葉っぱを食べていき食欲も旺盛です。

食害に遭いやすいサクラ・カキ・クワなど枯れた様に見えてくると言われています。

酷い場合は葉っぱの筋の様な部分しか残らない事もあると言われています。

年2〜3回の発生で卵で越冬します。

卵は数百個単位で産み付けられるのでしっかり駆除しなければ後で恐ろしいほど駆除しても元に戻ります。

産み付けられる卵は蜘蛛の巣のようなものに覆われて幼虫は、ある程度の糸を張って集団で過ごします。

そこから出てくると葉っぱを食害したり地面や人家の壁などを歩き回るので見ていて気持ちが悪いと感じる事があります。

アメリカシロヒトリが孵化をするのが約年2回ほどで1度目は5〜6月、2度目は8月前後を目安に孵化してきます。

サクラ・ヤナギ・カキ・リンゴなど100種類以上の樹木に害を与えると言われています。

アメリカシロヒトリの成虫の大きさは雄:14〜15mm、雌:15〜16mmです。

体色は基本的には白いのですが翅に多くの灰黒点が存在します。

頭部には白い毛の様なものがあり一見、綺麗な感じにも見えます。

とても繁殖力が強い蛾ですので見つけた時は残らず駆除しないとすぐに元の数に戻ってしまいます。

まとめ

日本には沢山の蛾が存在しています。

その中でも外来種であるアメリカシロヒトリは繁殖力も高く、我々が気付かないだけであちこちで活動しています。

人家の壁や地面など歩いているところを見たら他にも近くにいる可能性が高くなります。

早めに駆除した方が良いでしょう。

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