世の中には色々な生き物が存在しています。
魚は海や川で泳ぐものと常識はありますがトビウオなどの様に空を飛ぶ魚がいると気になると思います。
蛇も地面を歩く印象が強いので海を泳いでいる所を見たら驚いてしまいますよね?
一般的にはと思われていた生き物が別な行動をすると気になると思います。
そんな中でも一際目立つのがイモムシ。
葉っぱや枝にいるのが一般的ですが、もし水中にイモムシがいるとしたらどう思いますか?
そんなの居ないと思うかも知れませんが実際にいます。
そこで水中で生活するイモムシについて調べてみました。
水中生活をする芋虫に尻尾?
水中生活をして成虫になったら出てくる生き物はたくさんいます。
一般的に知られているものではヤゴなどがそうですよね?
ですがイモムシの様な体で水中生活をするものもいます。
そんなの見たことがないけど本当にいるの?
そう言う人も居るかも知れません。
ですが水中生活をするイモムシの様な生き物は本当にいます。
それはどんな種類なのか?
それはハナアブです。
その中でもナミハナアブ亜科のうちナミハナアブ属の幼虫は水中生活をすると言われています。
円筒形の体から尾の部分が長く伸びていて先端に気門(空気の出入り口)があり、これを伸縮させてシュノーケルのように使って呼吸をする事からオナガウジ(尾長蛆)として知られる様になりました。
多くの幼虫は食べ物がある所で孵化をして成長していきますがハナアブの幼虫は有機質に富んだ流れの無い汚水で育ちます。
また手入れのしていない庭にある池などにも生息する事があります。
もし、ずっと手入れをしなかったら数多くのハナアブがそこから巣立って行く事になります。
胴体の長さは1.5cmほどで尾の長さは伸びると数倍にもなると言われています。
腐敗した昆虫や植物を食べると言われているので手入れは必要です。
一見、汚水で生活する生き物なので汚く感じますが逆をかえせば腐敗物を処理してくれる益虫でもあります。
ですが、見た目の悪さから益虫も害虫扱いにされる事も少なくありません。
数が少なければ益虫かも知れませんが多くなってくると恐怖でしか無くなるので早めの対処をすると良いでしょう。
まとめ
ナミハナアブ属の幼虫は幼虫の頃は水中生活をしていると言われています。
見た目はイモムシの様な形をしていて細長い尻尾を持っています。
排水溝などで詰まって流れていない場所などで見つける事ができますか基本的に不衛生な場所に生息していますので、あまり触らない方が良いかも知れません。