春になって暖かくなってくると増えてくるのがチョウや蛾ですよね?
特に蛾の幼虫はあちこちで見かけるかと思います。
でも全てが蛾の幼虫ではなく普通に綺麗なチョウも多くいます。
小さい頃にカゴと網を持って昆虫採取に出かけてはチョウなどを捕まえたと思いますが中でも全国的に見られるゴマダラチョウって知っていますか?
昔はたくさん見かけたのですが今では数も少なくなり滅多にみる事がなくなりました。
そんなゴマダラチョウを増やそうと幼虫から飼育する時どう育てたら良いのか悩みますよね?
そこでゴマダラチョウの飼育について調べてみました。
ゴマダラチョウの幼虫飼育の方法
全体が黒地に白い斑紋が散りばめられた翅が特徴のタテハチョウ科のゴマダラチョウ。
モンシロチョウなど探していると良く目にするチョウで馴染み深いチョウですよね。
全国的に見られる種ですが北海道では道南の一部と言われ北海道でも見られない地域があると言われています。
そんなゴマダラチョウの幼虫はどんな大きさや色をしているのか?
育てる事は可能なのか?
ゴマダラチョウの幼虫の育て方をまとめてみました。
ゴマダラチョウの成虫は約35mmから45mmほどの大きさになりますが幼虫の大きさどうなのか?
3mm程度の体長で幅が1mm程度です。
小さいので見つけにくいかも知れません。
特徴としては角が2本生えているので青虫と見分けが付きます。
餌はエノキを食樹します。
エノキに水分が無いとなかなか食べられない事がありますので水分が切れない様に水を含んだティッシュや脱脂綿などを利用すると良いでしょう。
基本的にチョウですので育て方に変わりはありません。
ただ、ゴマダラチョウはエノキを食べるので餌としてエノキの準備をしなければなりません。
エノキが分からない時は幼虫を見つけた葉がエノキの葉ですので分かると思います。
基本的には他のチョウと変わりはありません。
違うのは餌くらいですので飼育に難しい事と言えば餌を見つける事くらいです。
ゴマダラチョウの幼虫にはどんな餌が良いのか?
成虫はクヌギやコナラなどの樹液によく飛びついてきますが幼虫は『エノキ』や『エゾエノキ』などですが水気のたっぷりで柔らかい葉が特におすすめです。
ですから出来る限り乾燥させない様に水分を含んだ脱脂綿などを根の方にセットしてあげる様にしましょう。
まとめ
ゴマダラチョウの幼虫はとても小さく良く見ないと見つけにくいと思います。
もし見つけたらプラケースなどで飼育する事が出来ますが餌は準備しておきましょう。
もしエノキが分からないのであれば幼虫を見つけた葉がそうですので覚えておくと餌も安心だと思います。