日本には蝶が250種類、蛾が2,500種類と言われています。
その中で芋虫と言われて居るのは毛虫には見えない幼虫類を芋虫と呼んでいます。
蚕も芋虫と呼んでいいんでしょうし、アゲハ蝶の幼虫も芋虫と呼んでいいでしょう。
兎に角毛が生えていなければ芋虫と呼んでいいようです。
その中で頭の黒い芋虫はどれくらいいるのでしょうか調べてみたいと思います。
頭が黒い芋虫
頭が黒いと思われる芋虫は以下になります。
- イモキバガ
- ウスヅマスジキバガ
- シロホタルガ
- ボクトウガ
- アトキハマキ
- シリグロハマキ
- ビロウドハマキ
- サクラマルモンヒメハマキ
- トビモンシロヒメハマキ
- トサカフトメイガ
- メンガタスズメ
- イブキスズメ
- セスジスズメ
- ギンモンカギバ
- スカシカギバ
- マユミトガリバ
- マエキオオエダシャク
- ウメエダシャク
- オカモトトゲエダシャク
- オオトビモンシャチホコ
- ヒメシャチホコ
- ヒメエグリバ
- マダラエグリバ
- アケビコノハ
- ベニモンアゲハ
- ウスバキチョウ
- ホソオチョウ
- クロコマノチョウ
- クロヒカゲモドキ
- コジャノメ
- ツマジロウラジャノメ
- アサギマダラ
- オオゴマダラ
- リュウキュウアサギマダラ
- アサヒナキマダラセセリ
- オオシロモンセセリ
- キマダラセセリ
- クロセセリ
- コチャバネセセリ
- ダイミョウセセリ
- チャマダラセセリ
- テツイロビロウドセセリ
- バナナセセリ
等の幼虫。
まとめ
頭が黒い芋虫はだいたい40種類弱確認する事ができましたが、蝶250種、蛾、2,250種全部見たわけでは無いのでなんとも言えませんがざっと調べただけでも40種弱の頭が黒い芋虫がみられました。
面白いのは蝶の仲間でセセリの種類はほとんどが頭が黒かったです。
もちろん黒くないのもいましたが、おなじ種類のセセリの仲間の中でも頭が黒い芋虫とそうではない芋虫とが居るわけですから蝶、蛾の幼虫をあわせるとどれだけ頭が黒い芋虫がいるのかは定かではありませんが、蝶や蛾の幼虫の形態は千差万別だということはよくわかりました。
葉の中に隠れるもの擬態をして捕食者から逃れる者、警戒色をしている者、子孫を残すために色々な方法でこの時代まで命をつなげてきたのがわかりましたが人間にとっては蚕を除きその殆どが害虫になってしまうのが残念でなりません。