空を羽ばたく虫の中でも不思議な生態を持っているのが『イモムシ』ですよね。
小さいイモムシ大きなイモムシと様々なイモムシが居ますが、どのイモムシも幼虫から成長の過程を経て成体になり空へ羽ばたいていきます。
そんなイモムシは孵化してイモムシから成虫になるまでどんな流れの仕組みがあるのか?
蝶になるまでの成長過程が気になりませんか?
イモムシの一生ってどんな物なの?
色々と気になる事があると思います。
そこでイモムシが蝶へ変わっていく仕組みについて調べてみました。
芋虫が蝶に成長する仕組みや過程
どんな生き物でも生まれたら子供の時間を経て大人へ変わっていきます。
それは人だけに限らず昆虫も同じです。
綺麗な羽で空を飛び回る蝶も大人になり空を飛びますが生まれた時は空も飛べないイモムシから始まります。
『そんなイモムシはどんな過程を経て、どんな仕組みで蝶になるのか?』
考えた事はありますか?
普通に考えたら、ひたすら葉っぱを食べていたイモムシが気付けば空を飛んでいるなんて不思議ですよね?
蝶になる仕組みをまとめてみました。
まず蝶の一生を大きく分けて言うと
- 卵
- 幼虫
- 蛹(さなぎ)
- 成虫
この一連の流れがあり蝶は完全変態をする昆虫の仲間です。
蝶は成長とともに仕組みや形を変えていきます。
蝶は『卵・幼虫・蛹・成虫』と4つの大きなカテゴリーに分けられ一般的に知られている蝶の形になっていきます。
細かく分けると…
- 卵
- 1齢幼虫
- 2齢幼虫
- 3齢幼虫
- 4齢幼虫
- 5齢幼虫
- 蛹
- 成虫
成虫になるまでに、実に多くの過程を過ごしてから成虫になります。
卵から孵化したイモムシ1齢幼虫は先に卵の殻を食べます。
食べたら葉っぱなどに切り替え成長します。
餌を食べ大きくなると脱皮を繰り返して5齢幼虫まで成長していきます。
最後の食事が終われば蛹になる準備を始めます。
糸で台座を作って帯糸で支え蛹になります。
そこで最終形態へ進化をしますが、研究で一定の時に中を開いたら蛹の中はドロドロとした状態と言われています。
蛹になると中ではドロドロに溶けて細胞が新たに結びつき形を形成するのかも知れませんね。
まとめ
イモムシから成虫になるまでに脱皮を繰り返して大きくなります。
ある程度の大きさになれば最後の食事を済ませ蛹へと変わりやがて成虫になります。
多くの蝶は成虫時の寿命も短くイモムシや蛹の時が長いです。
もし蛹を見つけたらそっとしておいてあげましょう。