焼いて食べると美味しい〝さつまいも〟は多くの人が家庭菜園などで作っているかと思います。
買って食べるより自分で作った作物なら気持ち的にも美味しくなりますよね。
ちょっとした庭で作る人もいますが成長してくると問題も起きてきます。『さつまいもの葉っぱに穴が…』せっかく育てたサツマイモなのに葉っぱがボロボロで穴が空いていたら気分が落ちますよね。
その穴が空く原因はどうやらイモムシ。
そこで、さつまいもの葉っぱを食害するイモムシやその対策について探ってみました。
さつまいもに付く芋虫や対策する方法とは?
家庭菜園の人気が高まり多くの家庭で作物など作る事が多くなりました。
夏場の暑い時期なら緑のカーテン作りにゴーヤとか、サラダに使うミニトマト、香り付けのハーブなどたくさんありますが野菜などを育てる人も多く居ます。
きゅうり・ナス・枝豆の他にサツマイモも人気が高い種類の1つですよね。
秋になって収穫したら落ち葉を集めて焼き芋なんて夢を思い描いきながら作っていたら葉っぱにたくさんのイモムシや穴が…
どんなイモムシで、そのイモムシを対策する方法はあるのか?
さつまいもに群がるイモムシの種類として多く見られるのは3種類。
- ハスモンヨトウ
- ナカジロシタバ
- エビガラスズメ
この3種類が多く見られると言われています。
それぞれにどんな特徴があるのか?
ハスモンヨトウはどんな植物でも食べると言われています。
日中は土の中で過ごし主に夜になると出てきて食害をすると言われています。
耐寒性が低いので日本でも北の方にはあまり被害が無いと言われています。
ナカジロシタバはサツマイモの葉っぱを食べる害虫として知られています。
孵化直後の体長は2.5mmくらいと小さいですが老齢幼虫になれば40〜50mmほどになります。
老齢幼虫になれば食欲も増え食害が急速に進む厄介な奴です。
エビガラスズメは全国的に見られヒルガオ科の植物を好みます。
特にサツマイモの葉っぱなどは幼虫の餌となり穴あきが増えてきます。
エビガラスズメは驚くほど大きくなるので大きなイモムシを見つけたら、それはエビガラスズメの可能性が高いでしょう。
どのイモムシも早期発見で早期に駆除する事がとても大事になります。
老齢幼虫になるとハスモンヨトウは薬剤の耐性が最強とも言われ殺虫剤の効果もない事があります。
見つけたら卵が付いたまま葉っぱごと切り落としてしまう方が手っ取り早いかも知れません。
まとめ
サツマイモの葉っぱが穴空きになったら上手く光合成する事が出来ず成長にも影響する事があります。
そんなちょっとの穴くらいじゃ大丈夫と思っていると幼虫の最終形態の頃に食害が増えて多くの葉っぱが食い尽くされてしまいます。
早めに駆除するようにしましょう。