お庭などでブロッコリーを育てている際によく、葉に乗っている青虫を見かけると思います。
そしていつの間にかブロッコリーの葉がほとんど青虫に食べられてしまったという経験を持つ方も多いと思います。
ですので、ブロッコリーを育てる際に気をつけなければならない青虫やその他の幼虫の種類について学び、対策を練ることが大切です。
ブロッコリーを好む青虫の種類をご紹介します!
ブロッコリーはアブラナ科の植物であり、特有の幼虫たちがブロッコリーに寄ってきます。
特に有名な幼虫というと、モンシロチョウの幼虫である青虫です。
この青虫もアブラナ科の植物を好んで食べ、ブロッコリーの機能を奪っていってしまうのです。
機能を奪うという事は、葉であれば食べられる事によって光合成ができなくなる、実に穴を空けられるといった被害が起こるのです。
ブロッコリーには他にも様々な種類の幼虫や虫が住み着く場合があります。
もう1つ有名な名前といえば「アブラムシ」ではないでしょうか。
このアブラムシは全長およそ3mm程しかない虫ですが、数が多いため完全に駆除することが難しいと言われています。
そしてこのアブラムシは葉っぱは食べないですが、葉や茎の汁を吸い尽くしてしまうのでとても厄介がられる虫としても有名です。
対策としては窒素の要素を含む肥料を与えすぎないことが求められます。
種類の他には「ヨトウムシ」と呼ばれる幼虫がブロッコリーに住み着いています。
このヨトウムシというのは蛾の幼虫であり、葉を好んで食べます。
この幼虫の厄介なところといえば夜間に活動し、昼間はどこかに隠れているということです。
ですので昼間にブロッコリーの手入れをしようと探してもなかなか見つけることが難しいのです。
見つけやすいポイントとしては葉の裏側を探すと良いと言われています。
そして夜間に活動する幼虫としてネキリムシ類の「カブラヤガ」と呼ばれる蛾の幼虫もいます。
この蛾は普段から土の中に生息していて見つけることが難しいです。
そしてネキリムシ類と呼ばれるだけありカブラヤガは土の中から株の地裁部を食べながら切っていくのです。
これによってブロッコリーは土の中からの被害を受け、気づかないうちに食害されていたというケースが多々見られます。
まとめ
このことからブロッコリーには数種類の青虫、幼虫、虫が住み着いていることが分かります。
ですが、ブロッコリーを一方的に食害していく虫だけではありません。益虫と呼ばれる害のない虫もいます。
そのことを見極められる事によってより良いブロッコリーを育てていけると思います。