小学生の頃朝顔の教材をもらい夏に観察日記をつけたという人はどれくらい居るのでしょうか。
自分の観察日記に青虫が登場したことはありませんが、実は朝顔にも青虫は目を光らせているようです。
朝顔につく害虫、青虫とは?
朝顔はヒルガオ科という科に属する植物なのですが、これが意外と虫たちからは大人気のようです。
特に朝顔を好むのが、エビガラスズメというスズメガの幼虫です。
スズメガの幼虫の特徴は尻尾から尾角と呼ばれる棘のような突起が生えていることと、成長すると他の青虫と比べて巨大になることが挙げられます。
実際、娘が育てていた朝顔についていた青虫をそのまま放っておいたらすごい巨大になったとか、そもそも気づいたら巨大な青虫がついていてびっくりしたという声は多いようです。
朝顔の青虫対策!
エビガラスズメは大量に発生するわけでもなく、また朝顔を一度に大量に栽培しているというケースはそう多くないと思いますので、基本的には見つけたら手で駆除で十分です。
どうしても予防したい場合には防虫ネットをかけたり、反射光で蛾を追い払い産卵を防ぐ園芸用のアイテムを買って使用しましょう。
中にはこれほど巨大な芋虫だから蝶もすごいに違いないとか、大きい青虫といえばアゲハチョウというイメージでそのまま青虫を孵化まで見守る人も居るそうですが、スズメガの成虫は普通の地味な蛾なのであまり期待はしないでおきましょう。
まとめ
スズメガの成虫の特徴をしいて挙げるなら、鱗粉で手がかぶれることはほぼないということと(種類によっては保障しかねます、すみません)体が大きく羽が比較的小さいことが挙げられます。
スズメから名前を取るくらいですし、一般的に想像される蝶の大きな羽をばたばたと動かして飛ぶイメージとは少し異なると思います。
また一部界隈で人気のオオスカシバもスズメガの一種です。