イモムシとはチョウやガの幼虫で毛が生えていないものとされています。
イモムシは漢字で書くと「芋虫」と表記されるそうです。
元々、日本ではサトイモなどの葉によく見られていたことから、芋に付く虫で「芋虫」と言われていたとされています。
それでは英語圏ではどのように呼ばれていたのか調べてみました。
芋虫の英語の読み方は?
芋虫を英語で表すと「a green caterpillar」と表記されるようです。
多くの場合、単に「caterpillar」と表記されており、読み方は「カタピラー」「キャタピラー」となるようです。
有名なゲームなどで、芋虫に似たモンスターを「キャタピラー」と呼ぶことがあるため「カタピラー」というより「キャタピラー」という発音のほうが日本人にはなじみが深いかもしれません。
また、ブルドーザーや戦車などの車輪に巻かれたベルト状の駆動装置も「キャタピラー」と呼ぶことがあるようですが、これはベルト状の駆動装置が芋虫に似ているため、毛虫のようだ、という皮肉から呼ばれていたとされています。
また、日本ではキャタピラー装置を古い日本語表記で「カタピラー」として登録されているようで、高齢の方は芋虫を「キャタピラー」、駆動装置を「カタピラー」と呼び分ける人もいるそうです。
芋虫の英語の意味は?
英語の「caterpillar」の意味は「毛深い猫」とされているようです。
ラテン語の「catta(猫)」と「pilosus(毛深い)」を組み合わせた造語が英語の語源になっていると言われています。
あの芋虫の姿から、猫を想像することが難しいため、語源について調べてみましたが、海外の芋虫やケムシは大きさが日本に比べてかなり大きく、遠くから見ると猫が座っているように見えたからとする説や、毛がふさふさと生えている毛虫の様子が猫に見えるという説などがあるようです。
まとめ
芋虫は英語で「caterpillar」と表記され、発音は「キャタピラー」と読み、その語源は「毛深い猫」というラテン語の組み合わせから来ていることがわかりました。
昔は、芋虫も、猫と見間違えるくらい大きなサイズだったのかもしれませんね。