芋虫とはチョウやガの幼虫で、一般的に毛が生えていない種類を指すようです。
円筒形の長細い身体に、イボ足と呼ばれる短い足をたくさん持っている格好をしているようです。
見た目から芋虫と呼ばれているわけではなく、サトイモの葉などに付いているのを良く見かけられていたことから、葉っぱを食べる幼虫の総称として芋虫と呼ばれるようになったと言われています。
芋虫には幾つかの種類があるようですが、今回は緑色の芋虫について調べてみました。
緑色の芋虫で主な種類とは?
昔の日本人の食料として主だったのがサトイモやサツマイモなどのイモ類であったとされ、その芋の葉っぱを餌とする茶色の芋虫が、日本人が良く目にする芋虫だったようですが、今はキャベツやミカン類などにつく緑色の芋虫が身近になってきているようです。
緑色の芋虫はアオムシとも呼ばれており、主な種類はチョウの幼虫だとされています。
良く見かけるのはモンシロチョウの幼虫?
モンシロチョウの幼虫はキャベツなどの作物の他、アブラナなどの草花の葉も餌にしているようです。
特に毒も持っておらず、また農作物にもそれほどの被害がない為、他の芋虫ほど毛嫌いされることもないようです。
サイズもかなり小さく1センチ程度だと言われています。
アオムシと言えばこのモンシロチョウの幼虫のことを指すぐらい、日本ではメジャーな芋虫だと言えるでしょう。
アゲハチョウの幼虫は大きくなると緑色になる?
アゲハチョウの幼虫はミカン類の葉を食べると言われています。
若齢幼虫の時には、小鳥の糞などに擬態するため、黒と白の体色をもっているようですが、終齢幼虫になると、綺麗な緑色となるとされています。
サイズもモンシロチョウの幼虫に比べて大きく、色も鮮やかな緑色となっているようです。
まとめ
芋虫の緑色の種類は、モンシロチョウの幼虫とアゲハチョウの幼虫が主だという事がわかりました。
また、緑色の芋虫は総じてアオムシと呼ばれることもあるようです。