小学校の理科の授業ではじめの方に習う昆虫は身近な昆虫ですね。
蟻とか、蝶とかですが、蝶で授業に使われる昆虫と言えばモンシロチョウですが、モンシロチョウの幼虫、青虫もここで初めて出てくると思います。
では、青虫はモンシロチョウの幼虫だけなのでしょうか?
他の蝶の幼虫で青虫と呼ばれるものは居ないのでしょうか?
調べていきたいと思います。
青虫と呼ばれる蝶の種類
青虫と呼ばれる蝶の幼虫で、一番代表的なのはモンシロチョウの幼虫ですが、このモンシロチョウはシロチョウ科という分類で、モンシロチョウの他にも、モンキチョウ、ツマキチョウ、キタキチョウ等が居ます。
他にはアゲハ蝶科の、アゲハチョウ、ナガサキアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、オナガアゲハ、カラスアゲハ、等が青虫と呼ばれる色をしています。
その他では、シジミチョウ科のベニシジミ、ウラナミアカシジミ、ミドリシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、タテハチョウ科の中では、イシガケチョウ、コムラサキ、スミナガシ、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ、オオムラサキ、ヒメジャノメ、クロヒカゲ、ヒカゲチョウ、ヒメキマダラヒカゲ、クロコノマチョウ、テングチョウ、等の幼虫が色的には青虫と呼ばれるでしょう。
蝶は日本に250種類もいるので上記にあげたものよりもまだまだ数は居ると思いますが、基本的に芋虫形状で体色が緑色ならどのような種類の蝶、もしくは蛾の幼虫であれば、青虫と呼んでいいのだと思います。
まとめ
青虫と呼ばれる蝶の幼虫はモンシロチョウの幼虫以外にも沢山いる事がわかりましね。
青虫は芋虫の形状をしていて緑色なら青虫と呼んで良いようです。
他にも蛾の仲間でも幼虫時は青虫と呼ばれる形態をしているものもいますので、蝶、蛾の幼虫ともに青虫がいます。
しかも日本の蝶の種類は250種、蛾の種類は2250種以上と言われていますので、蝶、蛾の仲間を全て合わせると5千種を超えます。
5千種の中で青虫と呼ばれる形状の幼虫がどれだけ居るのか定かではありませんが、この種類の多さがいちいち蝶や蛾の幼虫に名前を付けるのを面倒で昔の人は緑色の芋虫を総じて青虫と呼んだのかもしれませんね。