バジルを育てたことはありますか?
バジルはインド発祥のハーブで、ギリシャ語で王を意味する言葉から由来した名前だと言われています。
虫がつきづらく育ちも良いので初心者にも育てやすいハーブとして人気がありますが、そんなバジルにもやっぱり食らいつく青虫がいるんです。
バジルにつく青虫の種類と特徴!
バジルにつく青虫は主にベニフキノメイガという虫の幼虫です。
シソ科を好んで食べるので他のハーブにもよく現れます。
小さい頃は他の青虫同様に黄みがかった半透明の身体をしていますが、脱皮を繰り返し大きくなるにつれて節くれだった体に縦縞模様と黒い斑点が見られるようになります。
写真を見たら一度は見たことがあると思う方も多いかもしれません。
糸を出して葉を操りカマキリなどの天敵から見つかることを防いだりすることもあります。
高温多湿期に活発に活動するものの一度に大量発生するということもなく、他の青虫がいちシーズンに何度もサイクルを繰り返して都度大量に発生するのと対照的に活動が活発な期間は一年でも数週間程度で比較的おとなしいです。
バジルについた青虫の駆除方法は?
バジルはプランターや鉢植えで育てることも多いでしょうから、防虫ネットで成虫の産卵を防ぐことは手頃で簡単な予防策と言えますがそこまでしなくても深刻にはならないそうです。
見つけ次第手で取り除くだけでも十分で、出始めや活動が活発になる期間だけ少し気を付けていればバジルが枯れてしまったりすることはないと言われています。
気を付けるべきなのは、バジルの不調がベニフキノメイガのせいなのか他の水不足や日照不足などの環境的な要因なのかの区別がつきづらいところで、ベニフキノメイガのせいなのにそのことに気付かず対処に遅れてしまったりすることが気を付けるべきポイント。
ハーブは基本的に丈夫なので、ハーブの調子がよくないようであればまず虫の被害を疑ってみましょう。
糸やフンが見つかれば間違いありません。
まとめ
初心者向けのハーブと言われるだけあってバジルは青虫も他の野菜に比べると易しいです。
こまめに収獲して風通しを良くしたりして栄養や日光が行き渡るようにするのも病気や害虫を防ぐのに大切なポイントですので、元気に育ったらどんどん収獲してしまいましょう。