せっかく育てた花壇に植えてあった花が茎を残して丸坊主になっていたり、柑橘類の木の葉がいつの間にか、物凄く葉が減っていたりした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

確実に病気ではなく、何らかの虫によって食べられたとしか思えないですよね。

葉を食い荒らすのは、青虫や芋虫・毛虫など蝶や蛾等の幼虫達です。

1本の茎に無数の青虫がいるのを見ただけで背中がゾッとしちゃいます。

青虫を効率よく駆除できる薬はあるのでしょうか?

青虫 殺虫剤 おすすめ

青虫 の殺虫剤では、どのようなのがおすすめか?

青虫を効率よく、駆除できる殺虫剤には、どのようなものがあるのでしょうか。

殺虫剤には、いろいろな種類があって用途や自分の使い勝手で決める方法が一般的でしょう。

殺虫剤の種類には、ばら撒くタイプ、スプレータイプ、エアゾールタイプ、水で薄めるタイプの4タイプの殺虫剤が販売されています。

水で薄めるタイプ以外は狭い範囲で植物を育てている環境、プランターや植木鉢などに、そのまま散布することができる点で使い勝手がいいでしょう。

水で薄めるタイプについてはある程度の広い範囲(庭全体・畑など)に散布したい場合に用いる殺虫剤になります。

花や野菜に適した殺虫剤を利用することで、青虫等に対する効き目が多少違ったりもします。

青虫・芋虫・毛虫に有効とされる殺虫剤ですが、全てが万能という訳ではありません。

スポンサードリンク

殺虫剤を散布することで、確かに青虫等の駆除にはかなり有効ですが、青虫の天敵である蜘蛛等も駆除してしまう可能性も高い為に、予防として巻いた殺虫剤のせいで、青虫の大量発生を招いてしまう事も考えられるのです。

殺虫剤を使う時期や蜘蛛等の天敵には効果がない殺虫剤の使用をするなどいろいろな対策を考えるべきでしょう。

これらの殺虫剤は、青虫や芋虫・毛虫の発生時期にある程度合わせて散布することが望ましいでしょう。

青虫の発生時期は2月始め頃~11月終わりごろとなっています。

殺虫剤をまいて駆除する期間は4月始め頃~11月半ばくらいまでです。

常に青虫が発生している状況と考えるべきでしょう。

また殺虫剤は幼虫の初期段階では効果は高いですが、さなぎになる手前の最終段階では、殺虫剤での駆除が困難になるケースもあるので、殺虫剤とピンセットで取り除く方法を併用する方が効率的といった所です。

お薦めの殺虫剤はスプレー・エアゾールタイプでは、オルトランCです。

速効性と浸透移行性の薬剤で、害虫駆除には最適です。

但し広い範囲用では無いので緊急用で常備しておく事が良いでしょう。

水で薄めるタイプでは、トアローフロアブル天然微生物をしようした成分で作物に対しての安全性が高いのが特徴的です。

有機栽培をしている方に向いている薬剤になります。

まとめ

青虫に使用する殺虫剤のお薦めや使用方法・時期などを紹介してきました。

本来は殺虫剤を使用しないで駆除できるのであれば一番いいのでしょうが、どうしても駆除にかかりっきりになってしまう事を考えると、有効的に殺虫剤を使用する事はやむ負えない状態だと思います。

虫がよって来るという事は、自然と同じ状況化という事ですから、うまく共存していくのが本来の生態系なのではないでしょうか。

スポンサードリンク