レモンの木を鉢植えや地植えしている方もたくさんいるのではないでしょうか。
収穫するために育てていることだと思います。
うまくいけば収穫期には数多くの新鮮なレモンがたくさん収穫できるはずです。
今年、順調に育っていても、青虫の被害にあった方もいるでしょう。
青虫によってどんな被害が出るのか?
木に取り付いた青虫を駆除する方法はないのでしょうか?
レモンの木に発生する青虫の駆除方法とは?
柑橘類の多くは、夏に実をつけながら成長していき秋に収穫といったイメージではないでしょうか。
新緑が出始め夏に完全な葉になると、果実に栄養がいきわたる様になっていきます。
しかし、そこに、害虫が取り付いてしますと葉が枯れてしまう、葉が食べられてしまって、果実の育成が悪くなってしまう場合も考えられます。
では、レモンの木に取り付いてしまう青虫はどのような物がいるのでしょう。
レモンの木にアゲハ蝶というと何となく絵になるように感じるかもしれませんが、実はアゲハ蝶は、レモンの若葉に卵を産み付けに来るのです。
特に並アゲハやクロアゲハが産卵する有名な蝶です。
卵が羽化した後に、小さい最初の幼虫期がありますが、この段階ではほとんど被害は確認されません。
しかし最終幼虫形態、いわゆる青虫になると、レモンの葉を有るだけ食べていってしまします。
これが数匹いただけで、葉が1本分まるまる食べられてしまう事もあるのです。
蛾の幼虫や蓑虫の幼虫もレモンの葉を食べて大きく育っていきます。
しかし、食害はアゲハの幼虫の青虫ほど大食漢ではないようですが、葉に穴を開けたり、雲の巣状になるように葉を食べてしまいます。
ただし蛾や蓑虫の幼虫は黒に近い色をしているので、青虫とはいえません。
レモンの葉を食い荒らす青虫はアゲハの幼虫だけという事です。
このアゲハ蝶の幼虫を駆除するにはどうしたらいいのか?という事になります。
青虫は葉の柔らかい場所の葉を非常に好みます、この周辺の卵を産みつけている可能性があります。
葉の裏に卵があったりします。
青虫にさせない為には、この段階で駆除するのが一番でしょう。
この場合は指で取り外か、卵の付いている葉だけを1枚取り除くとう方法もあります。
これが、植木鉢で育てている環境なら卵を見つけるのも簡単に出来ますが、地植してしまうとレモンの木が大きくなってしまう為に、卵を発見する事が非常に困難になります。
この段階で殺虫剤を木全体にまいておくのもいいかもいれません。
殺虫剤をしようすると、アゲハの幼虫を狙いに来る天敵も殺虫剤の影響でいなくなってしま可能性もあります。
夏場近くでは、薬をまくよりも、青虫を発見次第、摘まんで葉から落とす方法が一番確実に数を減らせる方法になります。
摘まめないと言う方はピンセットなり割り箸などで摘まんでも大丈夫ですよ。
まとめ
レモンの木に取り付いたアゲハの幼虫の青虫をどうやって駆除した方がいいのかを、紹介してきました。
レモンなどの柑橘類を育てている方には、青虫はかなり厄介な存在ではないでしょうか。
植木鉢で育てている場合には目が行き届くので、駆除するのも卵の段階で出来そうです。
地植えの場合には、ある程度の大きさになっているので、卵の発見は不可能に近いと思っていいでしょう。
後は根気よく青虫を見つけたら地面に落とすのが効果的です。
可哀そうな気もしますが、レモンの実を守るための策と割り切ってください。