オオムラサキの幼虫は飼育がとても難しいです。

オオムラサキの幼虫の失敗の原因は何なのでしょうか?

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オオムラサキの幼虫は病気にかかりやすいは本当?

成虫のオオムラサキは生息環境が限定的で環境の変化にも弱いため、その環境の特質や変化の具合を顕著に表出させる動物として指標昆虫とも言われています。

華美でありながら上品で凛とした翅と縄張りや餌場を守るためにスズメバチ相手にも激しく挑みかかる勇猛さを持ち合わせ多くの人々を惹きつける蝶は、その実とても繊細なのです。

そしてそれは幼虫でも同じことで、幼虫もちょっとしたことですぐに衰弱してしまい、特に蛹から蝶になる羽化が成功する確率がとても低いことでオオムラサキ愛好家の中では有名だそうです。

しかし、その原因が病気であると明言されている文章はほとんどありませんでした。

大体は病気以外の原因で力尽きてしまうからです。

したがってオオムラサキの幼虫が病気になりやすいと断言することは難しいです。

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オオムラサキが弱ってしまいやすい理由

オオムラサキの幼虫がエサにするのはエノキという葉なのですが、そもそもアゲハチョウに与えるミカンのように枝ごと差し入れてエサにする葉は鮮度を保つのがモンシロチョウが食べるアブラナ科のような葉野菜に比べて難しいのです。

とりわけエノキの吸水性の悪さは群を抜いていて、エノキの枝はあっという間に枯れてしまいます。

だというのにオオムラサキの幼虫はこれと自分で決めた葉にずっと居座って、他の葉を食べに行っては自分の葉に戻って来るという習性があり、そのせいで頻繁にエノキの枝を変えるとそれがストレスになってすぐに弱ってしまうのです。

まとめ

病気以外の要因の方が多すぎて病気になりやすいかはわかりませんでした。

デリケートな生き物ってどうやって自然環境を今まで生き残って来たのかたまに不思議になりますよね。

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