チョウは孵化して間もない頃から羽化する前までの幼虫の時期に何度か脱皮を繰り返して成長していきます。

『えっ?幼虫って脱皮しているの?』

そう思う人もいるかも知れませんが脱皮を繰り返しています。

蛹になるまでの間に種類によって差はありますが複数回の脱皮を経ていきますが、ゴマダラチョウはどんな変化が見られるのか?

1齢幼虫とか2齢幼虫って聞くけど何なのか?

そこでゴマダラチョウの脱皮の様子について調べてみました。幼虫 ゴマダラチョウ 脱皮

ゴマダラチョウの幼虫の脱皮について

チョウは孵化して幼虫になると羽化するまでの間に何度も脱皮を繰り返して大きく成長していきます。

卵から孵化してすぐは数ミリ程度の大きさのゴマダラチョウの幼虫も脱皮を繰り返す事で最終的には幼虫の大きさも35〜40mmほどになります。

では、羽化するまでどんな流れで成長していくのか見てみましょう。

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孵化初日の卵は葉に数個ほど産み付けられている事が多いと言われています。

エノキの葉に卵があれば、ほぼゴマダラチョウの卵と言われてます。

生まれてすぐの幼齢は卵の殻をすぐに食べ始めます。

孵化して5〜7日頃になると体長も4mmほどになり少し大きくなった様に見えてきます。

良く見ると近くに抜け殻が見えると思いますが大きな変化として2齢幼虫になると2本の角がハッキリと分かってきます。

孵化してから約10日くらいで体長も1cmほどになってきて頭部にある2本の角がしっかりしてきます。

2齢幼虫の時より立派に見えてきたら近くを探すと頭部の抜け殻があるかも知れません。

抜け殻があったら3齢幼虫となっています。

約2週間〜18日頃になると個体差がありますが体長も1.5cmくらいになっているでしょう。

早ければ4齢幼虫になっていると思います。

近くに頭部の形をした抜け殻があると思います。

孵化してから約1ヶ月もしてくると5齢幼虫になり体長も同じ日に孵化していても差も出てくると思います。

だいたい2〜3cmくらいの間にはなると思います。

孵化してから1ヶ月半を過ぎてくると育てているゴマダラチョウの幼虫も蛹化してきます。

尾の部分を固定してぶら下がってくると体の横あたりに白い線が見えてきて最後の脱皮が始まります。

ここまで来ると後は羽化するのを待つだけです。

ゴマダラチョウの幼虫は個体差がありますが孵化してから羽化するまで約1ヶ月半ちょっとかかると言われています。

まとめ

ゴマダラチョウの幼虫に限らず孵化してから羽化するまで何度か脱皮を繰り返して成虫になっていきます。

しっかり観察したいと思ったら産卵された卵を探して家で飼育してみると良いでしょう。

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