オリーブにも青虫が来ることをご存じですか?

オリーブはジャスミンやライラックと同じモクセイ科ですが、モクセイ科の葉を好んで食べる青虫が居るのです。

青虫 種類 オリーブ

オリーブを好んで食べる青虫の種類は?

オリーブの葉に寄って来る青虫で恐らく一番多くて身近なのはスズメガの幼虫です。

スズメガの幼虫は最初は小さいのですが脱皮を繰り返すうちに恐ろしく巨大に成長し、人の親指よりもはるかに太いサイズにまで大きくなります。

お尻に尾角と呼ばれるぴんと尖ったとげのようなものがあるのが特徴で、この尾角があるとスズメガの仲間です。

幼虫はかなり大きくて見ただけで面食らってしまうほどですが、成虫はとりたてて大きくもない普通のサイズの地味な蛾です。

シモフリスズメやコエビガラスズメ、サザナミスズメなどの種類があります。

6月から10月に現れますが、大量に発生したりはしないようです。

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その他の虫!

スズメガ以外だと、ハマキガの幼虫も居るようです。

こちらはハマキムシと呼ばれていて、ハマキムシがその名の通り葉を糸でくっつけたりくるくると巻いてしまうから葉巻き虫で、それが成虫になったものがハマキガと言った感じで幼虫優位のネーミングですね。

スズメガとは対照的に非常に小さい虫な上に葉の裏に居ることが多く非常に見つけづらい虫です。

青虫以外だとコウモリガの幼虫も居ますし、コガネムシやカメムシも飛来してきて葉を食べます。

オリーブを目当てに寄って来る虫は主にこういった種類になりますが、それとは別にこれらの虫を目当てにしている虫も居ます。

ハマキムシを食べるハチや、アブラムシやハマキムシの卵を食べてくれるテントウムシ、それにクモやカマキリなどです。

これらの虫はどこでも見かけると言えばどこでも見かけるので見つけても特に感動はないかもしれませんが、オリーブを大事に育てている人にとっては強い味方ですね。

まとめ

スズメガの幼虫はその巨大さや強烈な印象を与える模様などから、成長して羽化すればもしかしたらアゲハチョウのような美しい蝶になるのでは?と思い育ててみる人も少なくないそうです。

スズメガの幼虫も種類によってナス科が好きだったりバラ科が好きだったりと色々なのでオリーブにだけつく珍しい虫というわけではないようですが、オリーブを育てている人にとっては少し気になる存在ではあるみたいですね。

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