トマトをご家庭で育てている方も多いと思いますが、育てている最中に葉の穴を見つけたり茎が腐っていたりトマトの実に穴が空いている事に気がついて困っている方も大勢いると思います。
こういった幼虫の食害はトマトを育てていく事において完全に避けることは難しいです。
ですが、駆除や対策をすることはできます。
トマト育成の為にも害虫の詳しい詳細を知る事は大切な事です。
トマトについてる青虫の名前は?
青虫というのは基本モンシロチョウの幼虫を指す言葉ですが、モンシロチョウの幼虫はアブラナ科のキャベツなどの葉を好む為トマトを食害している可能性はほぼ無いと思います。
なら何という名前の虫かというと、トマトの葉や茎についている害虫で最も知られている幼虫は「オオタバコガ」と呼ばれる蛾の幼虫です。
最大4cmほどの大きさになると言われているこのオオタバコガは主に葉や果実などを好んで食べ、トマトの収穫に大きな損害を与えます。
オオタバコガがよく発生する時期というのが、4月から9月にかけた暑い時期です。
トマトを食害するのはオオタバコガのみではありません。
多数の幼虫が葉や茎や果実を食害しているのです。
オオタバコガの他には「ハモグリバエ」「ヒラズハナアズミウマ」「タバココナジラミ」「ヨトウムシ」などがいます。それぞれに食害する箇所を持っており、葉に排泄物を残していく害虫もいれば果実に卵を産み付ける害虫もいます。
それぞれに対策は必要ですが、発生する時期はどれもほぼ同じで春から夏終わりまでになります。
なので、1年を通して考えると集中的に対策しやすいと言えます。
トマトを蝕む青虫の駆除の方法!
オオタバコガは放っておくと危険です。
人間に直接的な害はありませんがやはりトマトの収穫の際に落胆せざるを得なくなります。
ご家庭でトマトを栽培されている方にも見た目的にあまり気持ち良くはないと思います。
それにはしっかりとした害虫の駆除、対策が必要となってきます。
トマトについている害虫を駆除するのに効果的なのはやはり殺虫剤です。
ですが殺虫剤を栽培しているトマトに振りかける事によって生まれる心配などもあると思います。
そんな方はピンセットなど害虫を掴んで取り除ける物を用意しましょう。
害虫が卵の状態の時に取り除く事がベストですが、なかなか見つける事は難しいです。
なので、そういった場合は無農薬の駆除スプレーを用いて駆除する事をお勧めします。
そして対策としては昆虫の飛来を防ぐ為に防虫ネットを使いトマトの葉や茎や果実全体を覆い守る事が得策と言えます。
まとめ
トマトには自分が思っているよりも多くの害虫が潜んでいるという事がこの記事を読んで分かったと思います。
おそらく、この知識1つでトマトの栽培における害虫対策の第一歩になるのではないでしょうか。
私たちにとって身近であるトマトであるからこそ害虫対策をして大切に育てていかなければなりません。